記憶/絵の記憶/レベル1・3
上の画面を約10秒間見て、その後、下の画面の中から、上の画面に出てきたものを答える問題です。(正解は印)
幼児の記憶力の伸びには目覚ましいものがあります。大人の目から見て、これはまだ無理だろうという内容も繰り返すことによって、あっという間にできてしまうものです。特に絵の記憶は、自分でイメージをつくらなくてもよく、直観像として記憶するもので、幼児にはこの能力が非常に高く備わっています
直観像…見たものを写真のように記憶し、対象を取り除いても、実際見ているように鮮明に、正確に長い時間(数10秒〜数10分)思い浮かべることができる像のこと。
レベル1・第1〜4問出題…対象物2点
レベル3・第1〜3問出題…対象物3、4点


記憶/位置の記憶/レベル1・2
上の画面を約10秒間見て、その後、下の画面で、上の画面と同じ位置にカニをおく問題です。(正解は印の位置)
この問題も「上の段の右側」といった記憶のしかたをすると限界があり、かえって難しくなります。直観像でとらえて、再現するという方法によって解くようにします。幼いうちは自然とこの方法によって解こうとするので、しっかりとトレーニングさせておくとよいでしょう。
レベル1・第5問出題…4区画1点
レベル2・第4〜5問出題…6区画1点


記憶/場面の記憶/レベル2
上の画面を約8秒間見て、その後、下の画面の4枚の絵の中から、上の画面で見た場面の絵を選ぶ問題です。(正解は印)
ここは、単なる物ではないので、記憶するのが難しいところです。しかし、幼児は、このような単純でない絵の記憶も直観像として記憶する能力が発達しやすいので、場面の内容をイメージしなくても覚えてしまうものです。幼いうちにこの能力を育ててあげましょう。
レベル2・第1問出題…対象物1点
レベル2・第2〜3問出題…対象物2点
記憶/お話の記憶/レベル3
お話を聞き、後に、その内容を記憶しているかを試す問題です。ここでは、「サトミちゃんはお母さんと買い物に行きました。きょうのタ食は、カレーライスをつくるので、たまねぎとにんじんを買って帰りました。」というお話に対し、サトミちゃんがお母さんと買ったものは何かを問うものです。(正解は印)
お話を聞きながらイメージをつくることがポイントです。本の読み聞かせをして、イメージづくりの場を与えてあげましょう。
レベル3・第4〜5問出題